立春大吉

立春大吉
2024.02.06

この言葉は左右対称でとても縁起が良いとされています。

蘇我比咩神社でもこの立春を迎えたこの時期に地域の役員さん達がお札を頒布してくれています。

千代春稲荷の例大祭 2月24日(土)11:00 催行予定
千代春稲荷お札頒布日程は2月15、17、23、24、3月1、15日になります。宮司の出入りが多少ありますので事前にお電話いただけますと助かります。

千代春稲荷お札セット 1500円 

043−261−3450 蘇我比咩神社社務所から宮司の携帯に転送される場合がありますので、少し長めのコールをお願いいたします。

さて、実は蘇我比咩神社は少し珍しい形態を成していまして、本殿の中に蘇我比咩の大神のひと柱ともうひと柱の千代春稲荷の大神が祀られております。そして千代春稲荷の例大祭が行われる2月の二の午の前後には境内の提灯が「千代春稲荷神社」になります。このように実は二つの全く違う名を持つ神社なのです。これって面白いですよね。^^)v

そこのところを敢えてアピールしたくて今回の新しく作ったご朱印は2、3月限定で頒布する「蘇我比咩さまがお稲荷さんに化ける」という挿絵になっております。下の写真はまだ検討段階ではありますが一応の投稿をしておきますね。

稲荷神社は簡単に言うと「稲の豊穣の神」。春になり今年も五穀豊穣をお願いします!と言う願いを乞う祭事がこの時期に行われます。蘇我はもともとは田んぼの広がる農村で海岸沿いには海苔漁師なども居て、旧千葉街道沿いには商いをする民家もあり、という町だったそうです。食べ物の豊作や大漁を願う人々の想いが例大祭に引き継がれている「千代春稲荷神社例大祭」です。そして秋の「蘇我比咩神社例大祭」では豊穣への感謝が収穫祭の形で執り行われますので、この二つの例大祭には対等なる意義があると思っております。蘇我地域に実はあまり知られていない「千代春稲荷神社例大祭」を少しでも広めていただけると宮司としてとても嬉しく思います。

皆様 春とは言いましてもまだまだ寒い日が続きますのでどうぞご自愛ください

花をのみ 待つらむひとに 山里の 雪間の草の 春を見せばや  藤原家隆 

雪の道中、どうぞ足元お気をつけてご参拝ください。