蘇我ひめ神社のご神木
2016.12.01
皆様 こんにちは
気づくと11月も終わっていました
「見渡せば 花も紅葉もなかりけり 裏の苫屋の秋の夕暮れ」
新古今和歌集 藤原定家の一句ですが、時代は変わりまして千利休の師匠 武野紹鴎が「侘び」の説明として好んで使った一句でもあります。私はこの晩秋に寒々しく散っている紅葉が大好きでして、散った後のはだかの枝先にはもうすでに春のための小さな小さな新芽が付いているのです。皆様のご家庭に植えてある樹々(落葉樹)にもきっと付いています、春の準備が。華々しく散った後の侘しさも、実は完全にゼロになるのではないのです。こういうところに植物の叡智を感じてしまいます。
さて話は変わりまして10月初めに収穫した蘇我ひめ神社境内のご神木銀杏の実は神輿保存会女子のK様がご自宅で下処理してくださり、神輿渡御の道中でお配りさせていただきました。下処理、とても大変だったと思います、ありがとうございました!!残った銀杏も11月中に神社にご参拝くださった方々におすそ分けいたしました。また来年も皆様のご協力をいただければ幸いです。
あと残り1ヶ月ですが
年の瀬にどうか悔いの残りませんようお過ごしくださいませ
銀杏食べれなかった方は来年ぜひ。
とりあえず今年は写真だけ。